「鹿島」所長らきょう書類送検 砂利不正転用 470万円詐取疑い(産経新聞)

 羽田空港D滑走路建設をめぐる大手ゼネコン「鹿島建設」(東京都港区)の砂利転用事件で、発注元の国土交通省から受注額との差額約470万円を詐取したとして、警視庁組織犯罪対策3課は16日、詐欺の疑いで、同社の羽田総合事務所長やブローカーら数人を17日に書類送検する方針を固めた。詐取額が少ないことや埋め立て部分が原状を回復していることなどから、強制捜査は見送る見通し。

 空港滑走路など大規模公共事業では下請け業者への介入など、暴力団ら反社会的勢力が群がる素地があるとされる。同課は事件を機に、公共事業からの反社勢力の一掃を目指す。

 同課の調べによると、鹿島は平成19年12月、横浜市の「かながわドームシアター」跡地に、10階建てビルを建設する工事を受注。工事の過程で約数千立方メートルの玉砂利が採取された。

 所長らは共謀のうえ20年10月、このうち約1190立方メートルの玉砂利について、国交省に届け出た資材とは異なると知りながら、滑走路の土台を支える「築堤材」に転用。安価な玉砂利を使うことで、受注額との差額分約470万円を詐取した疑いが持たれている。

 同社は国交省に「岩ズリ」と呼ばれる岩を砕いた材料を使うと届け出ていた。未承認の砂利はブローカーが業者を経由させ、現場に投入されたという。

 鹿島は「(転用は)故意でなく、連絡ミスで下請け会社が1度だけ海に投入した」と説明。国交省は鹿島に文書で厳重注意したうえで玉砂利を撤去させ、21年11月に詐欺容疑で警視庁に被害届を提出。警視庁が同月、関係先を家宅捜索していた。

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